置時計・掛け時計ならやっぱり電波時計

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一家に一台以上必ずあるものと言えば「時計」ですね。

アンティーク時計では、定時になると音が鳴るものがあって、夏休みなど田舎の祖父祖母の家に泊まりに行った時など、夜中にちょっとホラーな体験をしたのが懐かしいです。

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個人的には秒針のカチカチする音が苦手なので、デジタル表示の時計を使用していますが、光の加減でたまに見ずらいのが欠点です。

色々と試してみた結果、我が家では置時計型の電波時計を使うことにしました。

最近は値段も下がって、1000円程度で有名なブランド(リズム時計など)の電波時計を購入することができ、電波時計なので時間を調整することなく常に正確な時間を表示してくれます。




電波時計は、毎日決まった時間に常に発信されている標準電波を受信して時間の調整を行います。従って、発信されている標準電波を受信できないと時間の調整を行う事ができません。

標準電波の発信地である送信所は東日本(福島局のおおたかどや山:40kHz)と西日本(九州局のはがね山:60kHz)の二か所に設置されていて、受信範囲は概ね1000kmだと言われています。

標準電波には、「分」「時」「日」「年」などの時刻情報をコードとして1分毎に分割・配信しています。なので、電波時計を強制的に時刻合わせすると1分以上の時間が掛かります。ほとんどの方は電池交換などした後放置だと思いますが…

電波時計は内部プログラムで毎日決まった時間に電波を拾うように設定されています。効率化の観点もありますが、電波を拾うのに電力を多く消費するのでエコ設計の側面が大きいのでは?と思います。

最後に電波時計の仕組みは次の通りです。

電波時計の仕組み

①送信所から発信される標準電波を時計に内蔵してあるアンテナで受信。
②受信ICで受信信号の増幅を行い、アナログからデジタルデータへと受信信号を変換。
③デジタルデータとなった時刻コードを CPU へ送信。
④CPUで時刻コードから時刻情報を解析。
⑤時刻情報に基づき時計本体のモーターを使って時刻を自動修正。